続パスカルの葦笛のブログ

FMラジオやテレビやCDのクラシック音楽の放送批評に特化したブログです。

2022年1月のブログ記事

  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(10)古市憲寿

    9古市憲寿(1985-) 社会学者。2018年、三枝成彰の誘いで、バイロイト音楽祭を訪れた。 これで終わりです。(了)

  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(9)林真理子

    8林真理子(1954-) 直木賞作家。三枝成彰に誘われてバイロイト音楽祭を訪れた。2013年のことである。

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  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(8)三枝成彰

    7三枝成彰(1942ー) 作曲家。バイロイト音楽祭を最初に訪れた年は不明だが、それ以来毎年訪れているとのことである。そして知人を勧誘して複数で訪問しているらしい。映画監督の相米慎二は、相米慎二の映画の音楽を担当したことで知り合い、勧誘された。訪問回数は若山弦蔵と双璧。  1985年、2000年、2... 続きをみる

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  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(7)相米慎二

    6相米慎二(1948-2001) 映画監督。相米慎二はバイロイト音楽祭に二回訪れている。それも全てシノポリを聞くためであった。そういえば二人ともひげおじさんで、そんなところに親近感があったか。 「後年、オペラ好きの相米は”シノポリが”とか囁きながら、チケット入手至難のバイロイト音楽祭に「又行くんだ... 続きをみる

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  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(6)小泉純一郎

    5小泉純一郎(1942-) 言わずとも知れたわが国の首相だった人です。選挙区の郵便局長の横暴があり、郵政大臣として役人にソッポを向かれ、一日大臣室でオペラのCDを聞いて帰って行った。この恨みが郵政改革の宗旨返しになった。忍耐力・クラシック音楽好き等々、平均的日本人にない特異な体質がある。  同じ首... 続きをみる

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  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(5)若山弦蔵

    4若山弦蔵(1932-2021) ワーグナーを娯楽に変えた人だった。 それ以前は頭で聞いたり、知的アクセサリーであったりしたが、この人から単純に楽しめばいいじゃないかと聴衆に革命をもたらした。ワーグナーが楽しいなんて、考えられなかった。そんな面白いものだったのだろうか。難解な内容だが、台本も無視し... 続きをみる

  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(4)小林秀雄

    (3)小林秀雄(1902-1983) 1963年8月23日、小林秀雄はバイロイトの丘に立っていた。祝祭劇場を建設する時、オーケストラを地下に埋めて観客の目から隠すために、掘った土地の残土を近所に捨てたために盛り上がってしまった。丘になった所に今は巨匠ワーグナーの巨像が立っている。 祝祭劇場を散歩す... 続きをみる

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  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(3)丸山真男

    (2)丸山真男(1915-1996) 戦争中のナチス時代は三国同盟で優遇されていた日本人が多数いたわけだが、音楽に趣味などなかったらしく、バイロイト訪問をした日本人の記録は無い。そんな手合いがナチスに熱狂していたともいえる。 意外にも小林秀雄のバイロイト訪問より、丸山真男の方が早いことが判明した。... 続きをみる

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  • バイロイト音楽祭を訪れた日本人(2)山田耕筰

    (1)山田耕筰(1886-1965) 作曲家山田耕筰は1910-12年ドイツ留学をした。詳細には1913年12月にベルリン駅を出発して、シベリア経由で1914年に帰国した。 その間山田耕筰はバイロイト音楽祭を訪れている。よほど感銘を受けたのか、帰国すると三菱の岩崎小彌太の支援で、バイロイト音楽祭の... 続きをみる